わかりやすくて読みやすい文章を書くために気をつけていること

ども、ゆうせいです。ありがたいことに、ブログ読者の方から「読みやすい」と言っていただけることが増えてきました。そこで、私が記事を書く時に気をつけていることをお伝えします。

そもそもむずかしいことを書こうとも思っていませんし、書けるとも思っていませんが、何か情報を伝えるときに、なるべくわかりやすく、読みやすい文章を書きたいと思っています。

今回は第1弾として、4つご紹介します。

普段使っている言葉が1番

「記事」という言葉がそうさせるのか、文章を書く時には普段使わないような言葉や単語を使いたくなりがちです。

いわゆる、「背伸び」ってやつです。もう少し言うと、カッコつけたくなってしまうアレです。

もちろんですが、あえて普段使わない言葉を使う場面もあることは理解しています。でも、ブログってそんな堅苦しいものでは無いはずです。新聞でも無いのに、わざわざ普段使わない単語を選択する必要が無いと思っています。

なので、

「提唱する」⇒「伝える」「提案する」
「困惑した」⇒「オロオロした」「びっくりした」
「停滞する」⇒「行き詰まる」「ストップする」

などを使うようにしています。人は意味のわからない単語や、むずかしい単語が続くと読むことを止めてしまうらしいです。

なので、なるべく普段から使う単語に使うようにしています。

ひとつ注意点として、いくら自分が普段から使っているからといって、専門用語はNGですよ!

箇条書きにできるところが無いかチェックする

次に、説明は詳しく書けば良いというわけではない、というお話を。

例えば、

何かを説明する時に、なるべく詳しく書かなくてはと思うのは当たり前かもしれませんが、文章で長々と書くだけではわかりやすくなりません。でも、ここで箇条書きを上手く使うことで、簡潔に、わかりやすく伝えることが可能になります。

なんて書かれていても、そもそも読むのが面倒ですよね。

そこで、

  • 長く書くだけが説明では無い
  • ポイントだけを箇条書きにする
  • 簡潔にわかりやすく伝えられる

とします。

どっちも同じ意味のことを書いていますが、箇条書きにした方が圧倒的に読みやすいですよね。

問い掛けをせずに同意してもらえるように

これはついつい自分もやってしまうので、自戒の念を込めて書きます。文章で、読み手に問い掛けをしてしまうと、そこで読む行為が止まります。

「◯◯ついてどう考えていますか?」

とすると、「えっと…」と考えてしまう。

でも、

「◯◯だと思いませんか?」

なら、深く考える必要は無く、同意もしくは、イエス・ノーで答えられます。

「うんうん」とか、「そうかなぁ」という答えができそうな「?」にすることで、そのまま読み進んでもらいやすくなります。

「?」を使うときは、これに気をつけるようにしています。

改行は気持ち多めに入れる

最近はPCよりもスマホで読まれている方が増えているので、より改行には注意しています。

例えば、

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。小使に負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。

よりも、

親譲りの無鉄砲で小供の時から損ばかりしている。小学校に居る時分学校の二階から飛び降りて一週間ほど腰を抜かした事がある。

なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかも知れぬ。別段深い理由でもない。

新築の二階から首を出していたら、同級生の一人が冗談に、いくら威張っても、そこから飛び降りる事は出来まい。弱虫やーい。と囃したからである。

小使に負ぶさって帰って来た時、おやじが大きな眼をして二階ぐらいから飛び降りて腰を抜かす奴があるかと云ったから、この次は抜かさずに飛んで見せますと答えた。

(原文:夏目漱石 坊っちゃんより)

の方が読みやすくなります。

特に、スマホの場合は文字が小さくなります。ズラズラと改行なしで続く文章は読みにくいどころか読む気すら失せるので注意です。

まとめ

というわけで、私なりのわかりやすく、読みやすい文章を書く方法をお伝えしました。

よく、「中学生にもわかるように書く」とか言われていますが、最近の中学生のことなんてわかりませんよね。なので、友人知人に話す感じで書くとやんわりとした伝わりやすい文章になると思います。

第2弾でまたいくつかお伝えします。

それではまた。
ご存知、ゆうせいでした。