記事のタイトルに知らない単語が入っているとスルーされる

ども、ゆうせいです。日頃、記事のタイトルのつけ方で悩む私です。本当にこのタイトルでいいか?といつも考えています。そんな中、とても興味深い本を読みました。「人気ブログの作り方」という電子書籍です。この本の「はじめに」に書かれた文章が衝撃的すぎました。

「ブログ記事のタイトルに、自分の知らない商品名やブランド名が入ってると、スルーしちゃうわ」

えっ!?

今から商品の説明をしますよって記事なのに、商品名をタイトルに入れたらダメなの?入ってたらスルーするってどういうことなの?

スルーされる記事は無価値に等しい

この電子書籍は、「わかったブログ」「かん吉」さんが書かれたもので、サブタイトルは「5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術」というブログやメディア運営者なら思わず読みたくなるもの。

冒頭のセリフはかん吉さんの奥さんの一言です。

これにはかん吉さんも衝撃を受けたようです。だって、何か商品を紹介する記事を書くにあたって、その商品名を記事のタイトルに入れるのは当たり前だと思いますよね。

何について書かれた記事なのかって説明の意味のもありますし、何よりSEOに有効ですし。

でも、スルーするらしいです。なぜなら、その単語、つまり商品名を知らないから。

分からない→想像できない→興味がわかない

ということなんです。

言われてみれば納得です。商品名やブランド名も、知らなければ単なる分からない言葉ですからね。

分かりやすいように、ちょっと極端な例を出してみます。

例えば、

あのGIZA45シーツを手に入れる最後のチャンス!

とか言われても…。最後のチャンスとか煽られても…って感じですね。自分なら完全スルーです。

でも、

シルクのような肌触り!最高級エジプト綿シーツで眠る贅沢

とか言われると、よく眠れそう!ってなります。

GIZA45というのは、最高級エジプト綿のことなんですが、知ってました?

商品名やスペックよりも、どう変われるのかを入れる!

スルーされるのは商品名やブランド名だけではなく、スペック(機能)なども同じだと思います。

例えば、スマホに新しい機能がついたとして、

革新的な未来へ、IGZO搭載!

なんて言われても、ナンノコッチャ?ってなります。

でも、

液晶がキレイになったのに電池が長持ち!

だとものすごく良くわかります。

つまり、技術やスペックを売りにするのではなく、それによって生活がどう変わるかと想像させなければいけないってことです。

この本でも、

私は商品を紹介する記事で、商品名をタイトルにするのではなく、「商品を買った後に待っている快適で素晴らしい生活」をイメージできるようなタイトルを心がけました。専門用語ではなく、誰でも理解できる平易な言葉を使うよう意識しました。

とあります。

とにかく、読み手がタイトルを一瞬見た時に、「あ、これは自分に関係ありそう」と思ってもらえるタイトルにしなければいけないってことです。

私、家電量販店で働いていたことがあるのですが、めっちゃ売り上げる店員さんは、機能やスペックをほとんど説明せずに、その商品を買うとどんな素敵な生活や未来が待っているかを伝えることで欲しくさせていました。

記事のタイトルも同じですね。

さいごに注意点

一つ注意点として、何が何でも商品名を入れてはいけないって話ではないことをお伝えしておきます。タイトルに商品名を入れることで、SEO対策になることは事実です。商品名で上位表示されるのであれば、それに越したことはありません。十分な数の検索流入が見込めますからね。

ただ、やはり商品名などは競合が多いわけで、上位表示されるのは難しいですよね。そこで、まずは記事公開時にいかに多くの人に読んでもらい、どれだけシェアしてもらえるかがポイントになってくるわけです。

今回のお話は、まず記事を読んでもらうためにはどんなタイトルをつければ良いのかってことです。

読んでもらえる→シェアしてもらえる→PVが上がる→固定読者が増える

このスパイラルをつくりたいですね。

それではまた。
ご存知、ゆうせいでした。

今回読んだ電子書籍はこちら

人気ブログの作り方: 5ヶ月で月45万PVを突破したブログ運営術