ども、ゆうせいです。ひかりTVが光の速さで急上昇中の株式会社NTTぷらら、板東浩二社長の出版記念パーティーに参加してきました。
板東さんが社長に就任した当時は累計37億円の赤字、さらに毎月1億円ずつ赤字を出しているというとんでもない状態。
それをISP事業にコミットすることで、半年後には単月黒字化に成功したというから驚きです。
なぜそんなことができたのか?ってお話は本に書かれているわけですが、パーティーでは出版までの経緯や、板東社長のビジョンをお聞きすることができました。
株式会社NTTぷらら 代表取締役社長。株式会社アイキャスト 代表取締役社長。1977年、日本電信電話公社(現NTT)に入社。1998年6月に現職就任。
ハートで感じたら走り出せ!---テレビもスマホと同様に進化する
本のタイトルの「ハートで感じたら走り出せ!」ってどういうこと?
板東社長は、普段から社員に「考えるな」と言っているそうです。
それは、考えすぎるなということ。考えることは良いことだけど、考えすぎると余計なことまで考えてしまう。
- 失敗したらどうしよう
- 周りからどう見られるんだろう
- 降格してしまうかもしれない
つまり、何かしら理由をつけて、今はやめておこうかなと臆病になってしまう。
とは言え、考えることは嘘をつかない。だから、やりたいかやりたくないかを考えて、やりたいならやるべきだと語ります。
そして、やると決めたら走りだせばいい。走りだすことで景色は変わってくる。そして色んな人とめぐりあい、不思議と上手く行く。
これ、言うだけなら簡単だと思うかもしれませんが、板東社長自身がこの10年間で体験、実践してきたことなので、説得力が違います。
これからもハートで感じたら走り出すんだという意思を込めて、本のタイトルにしたとも語ってくれました。
ジェイコムやスカパーは競合だと思っていない
板東社長がよく聞かれることとして、競合はジェイコムやスカパーですか?という質問。
これに対し、聴かれるたびに「競合では無い」と言い続けているそうです。
阪東社長曰く、確かに競合する部分もあるが、NTTぷららは映像配信以外に、クラウドゲーム、音楽配信、ショッピング、それからeブックなどなど幅広く展開している。これらのサービスをテレビを含めて、スマホ、タブレット、PCなどマルチデバイスでシームレスに使えるところまで来ている。
1番の違いは、マルチデバイスのプラットフォームをすでに構築しているところであり、新たに4Kも追加している。
今後は、コンテンツ、サービス、アプリをさらにプラットフォームに載せて行くことで、何でもできるようになるし、もっと拡大できる。
できることは全部やって行きたい。泥棒以外は(笑)ともお話いただき、会場は笑いに包まれていました。
パーティーの模様
さて、ここでパーティーの模様も少しお伝えしたいと思います。
みなさんカチッとされてました。取材陣は平服でなんかすみません。
料理も豪華。お酒も飲み放題。シャンパン飲みたかった…
ひかりカエサルとも記念撮影。
さいごに
歓談タイム中、板東社長は全テーブルを回って、全参加者と名刺交換されていました。もちろん私も交換させていただいたのですが、その際、「ぷららのプロダクトで気がついたことがあれば何でもいってください、やりますから。」と言っていただき感動したことを覚えています。
大企業の社長さんのイメージって、日本語を話すのに会話が通じない、咬み合わない人だと勝手に思っていたところがありますが、そんな時代はとっくに終わっていました。
さて、お土産に頂いた板東社長の著書を読みたいと思いますので、この辺で失礼します。
それではまた。
ご存知、ゆうせいでした。
ハートで感じたら走り出せ!---テレビもスマホと同様に進化する