ども。最近ゆうせいに任せてばっかであんまこっちで書いてない中村ですお久しぶり。
今回は、僕が監修 兼 著者として関わらせてもらった「現場のプロが教えるWebディレクションの最新常識」という本の紹介と出版記念イベントの告知でございます。
ディレクションって つまり何なの?
もうほんと何ができれば一人前のディレクターなんでしょうね?とにかくあれこれやること多すぎちゃってもぅ……。
今回の本は主にそこの明確化と、「これができればレベルアップだ!」みたいなディレクションのTIPS集的な感じの内容になっています。
あるべき論で終わらない。具体的に何をどうすればいいのか?を、なるべく詳しく。かつシンプルにまとめるために、現場でバリバリ活躍中の現役ディレクターが6人がかりで死にそうになりながら書き上げました。
なので、今々ディレクターだよ!って方はもちろんのこと、「ディレクションに興味ある」という方にも「企画とか運営もやってみたい」てな方にも使っていただける超実用的な一冊になったんじゃないかなぁ。とか勝手に妄想しております。
気になる中身はこんな感じ
中身は大きく6章で構成されていて、本当にこの通りできたらかなりスマートに「ビジネスのタネをうまいことカタチにできる」ような感じになっています(多分)。
章立て紹介
- 制作ワークフローの変化と対応策
- 企画提案に必要な考え方とまとめかた
- 設計段階では何をどうすればいいのか
- 制作・プロジェクト管理超具体的TIPS
- 運用・効果測定での留意点と具体施策
- ディレクション業務に活用できる便利ツール集
各章毎で「その道のプロ」に作ってもらったメソッドなので、ぶっちゃけ僕自身も学ぶ部分が多く割と本気で重宝しています。
苦手分野を潰すために使ってもよし。社内の研修教材にしてみるもよし。読むよりも「使う」本になった…んじゃないかなーとか。
書籍執筆に関わってみて感じたこと
さて、今回はじめて書籍執筆に関わり(しかもいきなり監修)冗談じゃなく死にかけた中村ですが、その過程でいくつか気がついた事があったのでそれもここでまとめておきましょう。
文字数の制限という高い壁
正直、本を書くのははじめてでも「メディア運営でならしたライティングスキルがあるしなんとかなるだろー」くらいに考えていました。
はい。…お察しの通りムリでした。 ていうか無知でした。
Webではタイトルや見出しくらいでしかほぼ考えなかった「文字数」の壁の高いこと高いこと。完全に舐めてました。
長すぎたり短すぎたり、余白が出ちゃったり足りなくなったり…。なんというか日本語の難しさと面白さを再発見した気分でした。
やっぱり紙の編集さんはすごい
で、そこで感じたのは「編集」のパワーの大きさ。Webのメディアにも編集部はありますし、僕自身もかつて「編集者」と名乗っていたわけですが、なんか格の違いを見せつけられた気分でした。
生のコンテンツをより魅力的に見せ、上手いこと料理していくその手法になんか感動したことを覚えています。
自分自身にとってもすごく糧になる経験だったなーと感じながら、お互いに「だからWebはー」とか「だから紙はー」といがみ合ってないで学びあえたらいいのになーとか感じました。
多分学べること、いっぱいありますよ。マジで。
出版記念イベントのお知らせ
さて、長々と感想文みたいなことやってみましたが、本題はこちらです。
該当書籍の出版記念 特別講演会を下記日程で開催するんです。
各章を担当した著者本人が内容をかいつまんで解説してくれちゃう太っ腹な講演付きイベントなので、「本読む時間ないんだよねー」という忙しい方にもオススメです。(買ってなくても来ていいのよ?)
懇親会もあるみたいなので、ぜひ会いに来ていただければー。お待ちしております。
出版記念イベント詳細
『現場のプロが教えるWebディレクションの最新常識』発売記念イベント特設ページ
- 会場:インプレスグループ市ヶ谷セミナールーム
- 開催日時:2014/08/31 (日) 14:00 – 18:00
- 登壇:中村健太、一戸健宏、大串 肇、合志建彦、高瀬康次、田口真行
- 料金:1,000円(懇親会での軽食付き)
- 定員:80名