こんにちは。インターン生の高木です。世間は夏休みですね。そして夏休みの宿題と言えば「工作」ですよね。
そこでふと思いました。「私も工作がしたい!」と。
そこで今回は100円ショップにある材料だけを使って、iPhoneケースを作ってみることにしました。
とは言え、一人では心細いので、社員の「ゆうせい」と「飯野」にも一緒に参加してもらいました。
株式会社ビットエーの社員で、「ムーバップ!」の編集長。工作も100円ショップも大好きな38歳。実は一番やる気があるかもしれない。同じくビットエーの社員で、「BITAデジマラボ」の編集長。今回は風邪からの病み上がりにもかかわらず、公式にサボれると聞いて参加を決めた人。
まずは材料の買い出しからスタート!
【ルール】
- 買い出しの制限時間は30分
- 予算は一人あたり1,000円まで
- ダイソーに売っているものだけ
アイデア出しから材料確保までたったの30分しかなかったので、写真を撮っている場合ではありませんでした。すみません…
さて、買ってきた材料はこれです!
飯野が選んだ材料はこちら
磁石がメインらしいです。テーマを聞いたところ「実用性」だそうです。完成品が想像できたような気がしますが、気のせいだと思います。
私が選んだ材料がこちら
粘土でどうにかしようとしている感がアリアリで恐縮ですが、テーマは「緊急時に役立つケース」です。
ゆうせいが選んだ材料がこちら
可愛いものもあれば、気持ちの悪いものもあります。テーマを聞いてみたところ「ディオラマっぽく作ってみたい」だそうです。それ、テーマじゃなくて気持ちじゃん…
何はともあれ、
3者それぞれの思いが交錯する中、工作開始です!
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できました!
それぞれのオリジナルiPhoneケースを紹介
作業開始から約15分、なんと早くも飯野さんの作品が完成しました。スピードだけで言えば第1位です。スピードだけで言えば。
そんな飯野の作品がこちら!
自立するケースです。
マグネットなので角度も自由自在。動画を見るときにも嬉しい機能ですね。
また、すごく指にフィットするのでグリップ感も最高。
外出するときにはサルのマグネットと窓付ケースを付け替えて、中に鍵などを入れて持ち歩いてもOK。これがあれば携帯ひとつで出かけられそう!
テーマが「実用性」なだけあって、普段たくさんお料理をする主婦の皆さんのことも、きちんと考えられているんです。
ケースそのものがマグネットになっているので、そのまま携帯を冷蔵庫に貼付けておけば、レシピを表示しながらお料理が出来たり…
って確かに便利ですが、皆さん何かに気がつきませんか?
そう、このiPhoneケース、磁石とシールを貼っただけ。「それだけかい!」とツッコミたくなりますよね。
ただこのケース、あったらたぶん、本当に便利なんです。
じゃあなんで今までこのようなケースが販売されてこなかったのか?
その理由はきっと、「磁石」だから。
数日なら大丈夫かもしれませんが、ずっと超強力磁石が携帯にくっついていると、なにかしらの影響が出てきそうですよね。
実際に、iPhoneに磁石を近づけていたら、カメラの画面が歪んでしまった、などの事例もあるそうなので、iPhoneケースに磁石を使うのには、十分に注意してくださいね。
ちなみに制作費は、サルやケースなど全て込みで864円。
私の作品はこちら!
ひかないでください!
説明しますね。
まず、ケースを付けることで消えてしまうAppleのロゴをどうにかしたくて、でっかいりんごを作りました。ただ、普通のりんごにしてもつまらないので、ゆうせい風にしてみました。
もしiPhoneを落としてしまっても、ゆうせい…じゃなくて、りんごが下敷きになり、ショックを吸収してくれるはずです。
また、このりんごは貯金箱になっています。どうでもいいとか言わずに聞いてください。ここに貯金しておくことで、もし財布を忘れてしまっても焦らず対処できるってわけです。
鞄のどこに入っていてもすぐに見つかるし、実際に取り出したらインパクト大。
街中で電話していたら、注目の的になるかもしれないですね。
粘土を使うことで、どんなカタチにもできるので、この方法は本当におすすめです。
ただし、紙粘土は乾燥とともに縮みます。私は薄さを求めてしまった結果、バキバキに割れてしまいましたので注意です。
ちなみに、制作費は540円と最安です!
最後に、ゆうせいの作品がこちら!
制作費864円でこのディオラマ感はさすがです。ただ、心が荒れていないか心配しそうなほど、とってもグロテスク。たった30分で、どうやったらこのアイディアが浮かんでくるんでしょうか。
本人曰く、荒れ地で謎の生物が、今まさに産まれた瞬間をイメージしたそうです。何を言っているのかよく分かりませんが、そういうことらしいです。
実際に耳に当ててみると、耳から変な生物が耳に侵入してきそうですね。
ただ、やっぱり機能性もきちんと考えています。
カメラの部分をきちんをくり抜いてあるので、写真を撮るときにわざわざケースを外す必要もないんです。
ゆうせいさんのiPhoneケースの特徴はそのリアリティ。
泥や血が忠実に再現されていますね。
といっても、実際にはこんな瞬間を見たことがないので、なんとも言えませんが。
このリアルさを求めたゆうせいさんが苦戦していたのが、iPhoneケースに土台となる木を貼付けること。
完成品だけ見てみると、デコレーション用のペンできちんとくっついていますが、作成中は接着剤だと浮いてきてしまって大変そうでした。
同じようなものを作りたい!と考えている方がいたら、木工用ボンドを買っておくことをお勧めします。
以上で全ての作品をご紹介しました。
同じお店、同じ時間で準備したのに、こんなに違った個性的なiPhoneケースが作れるんですね。
さいごに
iPhoneケースを作ってみよう!というこの企画、いかがでしたか?
「これなら出来そう」「やってみたい」と思ってくれた方がいたら幸いです。
予算1,000円でも十分楽しく作れるので、1人でも、お友達とでも、お子様と一緒にでも、夏休みの工作としてぜひチャンレンジしてみてください。