ども、ゆうせいです。ネットが繋がらないって、不安になるワード第1位じゃないかと思っています。当たり前になりすぎて、ネットが繋がらないと何をしていいか分からなくなります。
でも、ネットが繋がらない、繋がりにくい環境って結構あって、特に新幹線だの飛行機だの、高速移動中は繋がりにくいこと必至。
というわけで、Wi-Fi(インターネット)が使える交通機関とその状況をまとめてみました。
新幹線内のWi-Fi状況
新幹線でWi-Fiに対応しているのは、
- 東海道新幹線 N700系、N700A系のみ
- しかも、東京〜新大阪間のみ
という状況です。
ただでさえ繋がる車両が少ないにも関わらず、新大阪過ぎると繋がらなくなります。大人の事情で。ええ、電波は飛んでます。でも繋がりません。大人の事情です。
そして、利用できるWi-Fiサービスは限定されています。
「docomo Wi-Fi」、「BBモバイルポイント」、「UQ Wi-Fi」、「フレッツ・スポット」、「OCN ホットスポット」のみ。この5つに加入していない場合、電波の飛びは確認できても接続はできません。
それでいて回線が細く、車内に利用者が多いとめっちゃ遅いです。もっと回線太くしてよって言いたいところですが、技術的な問題があるらしく、ここでも大人の事情に悩まされます。
飛行機内のWi-Fi状況
次は飛行機内のWi-Fi状況についてです。飛行機って電波を出す電子機器は使ったらダメって言ってたのに、いつの間にか解禁されていました。気がついたらボジョレー・ヌーボーが店に並んでいたあの感覚に近いですね。
ANA、JAL、スカイマークでWi-Fiが利用可能でした。それぞれ分けて説明しますね。
ANAのWi-Fi状況
ANAのWi-Fiサービスは、今のところ国際線のみとなっています。
- 国際線のみ
- B700-300ER、B767-300ERで運航する便
- 現状、対象となる運航便を事前に知ることはできない
- 利用料金は使用する容量に応じて変わる
- ANAWi-Fiサービスポータルサイトでのニュースは無料で閲覧可能
Wi-Fiサービス対象となる便は、装着機材の運航状況によって変わるため、事前に知ることができません。なので、乗ってからじゃないとネットが使えるかどうかわからない、ロシアンルーレット仕様となっています。
料金は、
- 5MBプラン $6.00
- 10MBプラン $12.00
- 20MBプラン $24.00
となっています。
正直安くないです。メールチェックと簡単な閲覧で終わる容量です。空の上で映画をダウンロードなんて無理な話です。
ただし、ANAWi-Fiポータルサイトへの接続は無料で、ここではニュースを見ることが可能。軽い情報収集と暇つぶしにはなりそうです。
より詳しい情報はこちらから。
国内線への導入は、2015年度内にサービス開始予定だそうです。
機内インターネット「ANA Wi-Fiサービス」の国内線への導入を決定|プレスリリース|企業情報|ANAJALのWi-Fi状況
JALのWi-Fiサービスは、国内線、国際線の両方でスタートしています。
JAL国内線のWi-Fiサービス
JALの国内線では、以下の便でWi-Fiサービスが利用可能。
利用料金は以下のとおり。
時間制プランとフライトプランの2種類が用意されています。
短いフライトの時は時間制プランがお得ですね。ま、お得と言ってもそんなに料金は変わらないので、フライトプランの方が個人的におすすめです。
素晴らしいところは、データ量に制限がないところ。
また、フライトインフォメーション、るるぶ観光地情報、JALホームページなどは無料で閲覧できます。
より詳しい情報はこちらからどうぞ。
JAL国際線のWi-Fiサービス
JALの国際線では、以下の路線でWi-Fiサービスが利用可能。
- ニューヨーク(JL005/006のみ)
- シカゴ
- ロサンゼルス
- フランクフルト
- ジャカルタ(JL725/726のみ)
- ロンドン
- パリ(JL045/046のみ)
いずれの路線も機材変更の理由により、使用できないことがあるとのこと。この辺りはANAと同じですね。
料金は以下のとおり。
2015年3月末まではキャンペーン価格となっています。
JALのWi-Fiはデータ量に制限なく、価格も抑えめ。フライト中も仕事したい、仕事しなくてはならない人にとってはJAL最高な状況です。
より詳しい情報はこちらからどうぞ。
スカイマークのWi-Fi状況
LCCのスカイマークでもWi-Fiが使えました。それも無料!
対象便は以下となります。
- 羽田-福岡線
- 羽田-札幌(新千歳)線のA330当該運航便
ただし、音声通話・ビデオ通話を含むSkypeなどのサービス(VoIP)は使えないそうです。限られた通信速度をみんなで仲良く使う。これ大事です。
より詳しい情報はこちらからどうぞ。
リムジン・高速バスのWi-Fi状況
続いてリムジン・高速バスのWi-Fi状況です。
リムジンバスとか高速バスってものすごい数の会社と便があるので、全部を網羅することは難しかったと言い訳を先に入れておきます。
Wi2が使えるリムジン・高速バス
以上のバス会社の便で、Wi2の無線インターネットが利用可能です。
ただし、すべての便で使用可能ではなく、共同運行している場合など、これまた大人の事情が絡んできますので、詳しくは以下のサイトより各バス会社の詳細をご確認ください。
リムジン・高速バス|Wi2 300 公衆無線LAN|Wi-Fi ソリューションを提供するワイヤ・アンド・ワイヤレス上記バス会社の他、いろんな高速バスでWi-Fi使用可能と記載があるのですが、どんな回線で、どの便なのかがはっきりしておらず、涙を飲んで割愛させていただきます。決して調べるのが面倒だったとかではありません。
ちなみに、よく耳にする「ウィラーエクスプレス」の高速バスでは、ソフトバンクWi-Fiが使用可能となっておりました。
【おまけ】都営バス(都バス)でのWi-Fi状況
バスついでというわけではありませんが、都営バス(都バス)でもWi-Fiが使用可能になっていましたので、おまけとしてご紹介します。
- 都営バスの全路線で使用可能
※ただし以下の場合は使用不可 - 江東区コミュニティバス「しおかぜ」で運行している江東01系統の乗車時
- 他社との共同運行系統(CH01系統・新小20系統・渋66系統)において、他社のバス車両に乗車した場合
- 多摩地区の山間部運行時
- 車両整備時
- その他都営バスWi-Fiサービス全体の保守時など
ほぼ全路線で使えるってことです。
さらに素晴らしいのは、
- 誰でも無料
- 1回あたり180分間で何回でも利用可能
という太っ腹仕様になってます。
より詳しい情報はこちらからどうぞ。
さいごに
ネットが繋がらないと何もできない、少なくともできないと思ってしまう状況になっていますね。
キャリアの回線や、モバイルルーターなどでネットが使えるのでは?との意見もおありかと思いますが、高速移動中は切断しやすいまたは繋がらないことがほとんどなので、移動車両そのものに付いているWi-Fiが1番確実なわけです。
出張、旅行、帰省など、いろいろと移動するときの参考にあれば嬉しいです。
それではまた。
ご存知、ゆうせいでした。