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組織改善のDXプラットフォーム『ourly(アワリー)』をリリースしました

ビットエーグループとして初となる自社サービス『ourly(アワリー)』のサービスをリリースしました。

開発の背景

日本の労働雇用変化や、新型コロナウイルスによる事業構造や組織運営の変化により、従業員エンゲージメントへの関心が今までに増して高まっています。今までも従業員エンゲージメントを向上するために、さまざまな組織改善・インナーコミュニケーション施策が行われてきました。
ただ、それらの多くは効果測定が十分にされておらず、目的を達成するための効果的なPDCAが行いづらい状況にあります。大きく働き方が変化している今、組織改善・インナーコミュニケーションのありかたが見直されています。
これから求められるのは、変化に強く同じビジョンを共有して個々が自律的に動ける組織です。リモートでも強い組織を作る方法論や、ツール・武器が必要になってきています。
我々は今こそ社内報や1on1、プロジェクトキックオフ、社内ワークショップなどの組織改善・インナーコミュニケーションを大きくDXさせるべきタイミングだと考えています。そこで『ourly』の開発にいたりました。

従業員エンゲージメントのキードライバーは「理念浸透」

先ほど述べたように、インナーコミュニケーションといってもさまざまな施策があります。我々はその中でも一番大きくDXの恩恵が受けられるのは社内報だと考え、社内報のDXからスタートしています。
社内報はインナーコミュニケーション施策の中でも、多くの企業が取り組んでいる施策です。ただ、どのように従業員エンゲージメントに効果が出ているのか、効果測定できている企業は少ないと思っています。
従業員エンゲージメントにもさまざまな項目がありますが、その中でもキードライバーとなるのは「自社は誰のどんな役に立っているのか」「他社ではなく、自社でなければいけない理由」(※1)をトップが従業員に伝えること、つまり理念の浸透に他なりません。

新型コロナウイルスで、オフラインでのコミュニケーションが難しくなった今、私たちはweb社内報が理念浸透、つまり従業員エンゲージメントの向上に最適なツールの一つになると考えております。
しかし、現状の社内報は情報発信がメインになっており、もっとも重要な「誰に伝わったのか」という観点が抜け落ちています。
ourlyでは、従業員がどの記事をどのくらい見たかデータ分析の機能をつけることで、メッセージがどのグループにどこまで伝わっているのかまで可視化します。

「伝える」から「伝わる」へ。ここがourlyによる社内報の大きなDX、価値転換です。

これによりリモートワークであっても、企業の理念浸透や、従業員同士の横の繋がり、情報伝達がスムーズになると考えています。
ビットエーでは、他のインナーコミュニケーション施策もDXすべく、次々とプロダクトをリリースしていく予定です。
※1(引用:柴田彰, 『エンゲージメント経営』,【日本能率協会マネジメントセンター, 2018年】)

詳細は下記をご覧ください。
プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000012.000020795.html
サービスサイト:https://service.ourly.jp