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Googleがもっとも注力するFirebaseってどう使えるの?はやくも使い倒すマーケターに聞いてきた

現王園さん

おはようございます。アズマです。

Googleが2014年に買収し、2016年に大幅なアップデートが発表されたFirebase。

いま、もっともアツいサービスと言われていますが、まだまだ事例と言えるほどの事例は聞かないのが現状です。

そんな中、すでにFirebaseを使い倒して成果をだしているマーケターが、地図で仕事が探せるアプリ「スタンバイ」にいるという噂をききつけお話をうかがってきました。

お相手:現王園 浩士さん
スタンバイ、戦略人事クラウド「HRMOS(ハーモス)」など株式会社ビズリーチの新規事業におけるグロース担当。分析系のマーケティングを得意とする日本有数のFirebase使い。

Googleが注力するFirebaseっていったい?

―Firebaseっていったい何ができるんですか?正直ググってもあまりよくわからなくて。

現王園さん

―現王園
簡単に言うと、モバイルの開発者に向けた統一プラットフォームですね。

言葉では難しいので、この図をご覧ください。

firebase

―現王園
Analyticsであらゆるログを無料かつ無制限に蓄積できて、そのデータを元に、プッシュ通知や広告などアクションまで起こせるアプリのプラットフォームなんです。

Googleが「アプリのみを分析する場合は Firebase Analytics が最も推奨するソリューション」と発言したことによって、注目度が高まってきています。

Google I/Oでの発表(2016年5月)から1カ月でリリース。すでにスタンバイではゴリゴリにFirebaseを使用して成果を上げているんだとか。

具体的には下のような環境で、分析を行っているそうです。

データ取り込み構造

Firebaseのダッシュボードではまだ細かいデータまで見れないためBigQueryとつなげて、一旦データウェアハウスに移行 → BIツールでビジュアライズ → 分析という流れ。

いままでは内製のログ解析ツールを使ってログ分析をおこなっていたんだとか。

イベントログを取るために社内のインフラエンジニアにログを取得するためのサーバー構築やAPIの作成をお願いしていたんだそう。

ですがFirebaseでは内製でログ取得の仕組みを作成する必要がなく、1人月ほど必要だったエンジニアの工数がゼロになったということでした。

エンジニアも開発に集中でき、開発のスピードが上がる。メリットはかなりあるのではないでしょうか。

リエンゲージメントやLTVの高いユーザー獲得でFirebaseを活用

―FirebaseはAnalyticsを軸としたプラットフォームなんですね。それで、どういった施策をされているんですか?

現王園さん

―現王園
もっとも効果的な施策のひとつはFirebaseのNotificationsによるプッシュ通知です。

いつ、誰に、どんな、プッシュ通知を送るかをFirebaseの管理画面で非常に簡単に設定できます。

管理画面

Notifications管理画面

例えば、求人の特集が作成されたら、管理画面ですぐにプッシュ通知するといったように、不定期なお知らせやキャンペーンの通知でNotificationsを活用しているんだとか。

Firebaseを効果的に使うことで、エンジニアに頼らず施策が可能なためPDCAを素早く回し良い結果に結びついているんだそうです。

―現王園
プッシュ通知以外にも、これまで、Facebookの類似オーディエンス機能やGoogleのユニバーサルアプリキャンペーン(以下UAC)で広告自動最適化することによって、手間とCPIを減少させることに成功しました。

今後の新しい施策としては、FirebaseのデータをAdwordsと連携することで、UACの新機能「アプリ内コンバージョンを促進する最適化オプション」で、LTVの高いユーザー獲得をしたいと思っています。

ユニバーサルアプリキャンペーンとは
広告文を4通り、予算、目標単価、アイコンを決めるだけで、Google検索、Google Play、YouTube、GoogleディスプレイネットワークといったGoogleの関連サイトで適切なユーザーに向けて、AndoroidやiOSのアプリを宣伝することができるキャンペーン。ストア内にある画像からGoogleが自動でターゲットを決めて目標単価にあうように自動最適化してくれ、自動学習するためコストはドンドン下がっていくという優れモノ。

Firebaseはデータを貯めて分析するだけではなく、プッシュ通知や広告というアクションに簡単に繋げられる。というのが強みなんですね。

Realtime Databaseでおこなわれるまったく新しい面談の仕方

―なんか、もう色々とやられていて凄い!のひとことです。今後、新しい動きなどもあるんですか?

現王園さん

―現王園
「スタンバイ」では11月からFirebaseのRealtime Databaseを使ってiOS/Androidアプリ内に「チャット」と「チャット動画面接」機能をリリースしました。

この機能を皮切りに、人手不足の解消に向けて、スマホを活用した「光速採用」の世界の実現を目指していきたいです。

動画面接

動画面接は面接場所までの移動時間を節約したい。なんていう方や、企業や飲食店がすぐにでもスタッフ採用をしたい。なんて時にスマホアプリで面接から採用までできるサービス。

求職者も好きな場所で簡単に面接することができ、店舗側も応募者の情報を確認しながら話せるのでスマホアプリとはいえスムーズにやりとりできるんだそう。

いままでは面接に足を運ばなければいけなかったのが、内定までの全ステップがアプリ内で完結することができるということでした。

ドンドン新しく増えるチャネルにスピード感を持って対応していかなければいけない市場に、Firebaseは心強いサービスであることは間違いありません。

さいごに

Firebaseは、まだ新しく公式ドキュメントや事例もまだまだ少ないにもかかわらず、積極的に導入に取り組みFirebaseの凄さを熱く語る現王園さん。ツールの全容はわからずとも“ヤバさ”を感じ取ることはできました。

今後もFirebaseをプラットフォームとした新しい施策がドンドン出てきそうです。

現王園さん、お忙しいところありがとうございました

お知らせ

Firebaseについてもっと詳しく知りたい!現王園さんに質問したい!という方は下記のイベントに足を運ばれてはいかがでしょうか。

Firebaseのマーケティング活用事例
https://d-cube.connpass.com/event/47803/

  • 日時:2017/01/13(金)19:30〜21:00(19:15開場)
  • 懇親会(希望者のみ):21:00〜22:00
  • 場所:株式会社ビズリーチ 東京都渋谷区渋谷2-15-1 渋谷クロスタワー 12F
  • 参加費:無料
  • 持参物:名刺1枚(名札用)
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