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PPAPまで理解する人工知能「AI Samurai」を作ったNextremerの対話型技術とは?

article by AINOW

こんにちは、かめきちです。

今日は、AI Samuraiやアパホテル社長をフロント担当にした、対話型ホテル受付ボット『MINARAI』など、対話型AIで有名なNextremerさんに自然言語の対話処理についてお話を聞いてきました。

AI Samuraiの仕組み

実際に、AI Samuraiってどうなの?
という方もいらっしゃると思いますので、こちらの動画をどうぞ!

今回は音声認識のみでの受け答えですが、こちらの質問に対して、必ず何かを回答してくれるとのこと。ちゃんと、武士っぽい口調ですね。
実はこのフェイス部分もこだわっていて、七彩さんのインタラクティブマネキンを使用しています。

会話中の表情とは違い、スタンバイ中はこんな表情もするそうです。
近未来な感じがカッコイイですね。

トレンドにも敏感でおちゃめなAI Samurai

AI Samuraiの事をもっと知りたいので、個人的な事も聞いてみました。

ちゃんとトレンドを押さえてますね。
もっと色々試したかったのですが、今日はここまで。気になる裏側の仕組みを聞いてきましたよ。

AI Samuraiの頭脳、対話型AIのヒミツ

AI Samuraiの裏側をエンジニアの興梠(こうろき)さん、広報の村上さんに伺いました。

かめきち
AI Samurai面白かったです!どのような背景からから生まれたのですか
むらかみさん
今は広報担当をしてくれていますが、実はある会社さんとのイベントで生まれたのがキッカケです。イベントでの引きが強いので、さらなる機能追加をしていきました。さらに、AIとの対話における、最適なインタフェースの実験の一環としても活用しています。AI-Samuraiで実験して、反応がよければ実機に導入するなど、R&Dのような動きをしていますね。
かめきち
ところで裏側の仕組みはどうなっているのですか?
こおろきさん
メインの対話エンジンは、「A.I.Galleria」(http://www.ai-galleria.com/)を利用しています。主に画像解析、自然言語処理の2つをになっていて、自然言語処理が得意ですね。顔認識、個人認識をして音声認識、テキスト解析して返答しますよ。
かめきち
対話型エンジンだと他事例でHondaさん開発の『『対話システムツールキット』も出ていますが、使い分けされているのでしょうか?
こおろきさん
この辺が少しややこしいのですが、開発案件によって対話エンジンを使い分けてます。弊社開発の対話システム『MINARAI』がありますが、ここで使用するエンジンを「A.I.Galleria」にしたり、前述の対話システムツールキットに置き換えて使用することが可能です。

『MINARAI』が「A.I.Galleria」のハブのようなことをしているそうです。別事例で、「A.I.Galleria」は、Hondaさんと共同開発した対話システムツールキットに置き換えて使用することもあるとのこと。

対話型AIの仕組みを活用した様々な案件が増えていますが、企画内容によって対話エンジンを使い分けることができるのは便利ですね。Hondaさんが開発された対話システムツールキットの事例も増えていくとのことです。

難易度が高いからこそ、自然言語技術へ取り組む

かめきち
全社を上げて自然言語に力を入れていらっしゃいますが、難易度が高いですよね?
こおろきさん
そうですね、画像処理よりも難易度が高いです。画像はファクト、つまりありのままの事実であることが多いので、インプットとしては扱いやすいです。一方自然言語はその事実をヒトが解釈して表現したものなので、表現方法や言い回し、また、誰が発言するかによっても意味合いが変わってきます。そういう意味で難易度高いですね。。。
かめきち
ですよね…自然言語解析は諦める会社も多いですが、取り組む理由は何でしょう?
こおろきさん
日本にしかない言語だから、世界で1番になりたい。
むしろ、諦める企業が多いからチャンスなんですよ。

この発想は思いもしなかったので、驚きました。
自然言語解析でいきなり難しい要求は実現できませんが、段階を追って技術を導入すれば実現できないこともないそう。

例えば、簡単な問い合わせや予約確認などを聞けるシステムの場合、まずルールベースの簡易な自然言語解析を利用し、ゆれを抑えるために機械学習を活用。ルールにないものが来たら、近しい質問を返すAI的な対話エンジンを使うようにする等の対策をしているそうです。。

これなら、難易度が高いと言われる自然言語解析も着実に事例を作りながら技術研究できますね。

自然言語を研究するならNextremerが最高の環境

かめきち
自然言語解析への取り組みスゴイですね。
この逆境を越えるための秘策があれば教えてください。
こおろきさん
エンジニアが自由に思いっきり研究できる環境作りですね。
エンジニアへ裁量を与えてのびのび出来ることが1番大事だと思ってます。オープンイノベーションが加速し、相手企業の業種も企画も多岐にわたる中で、プロジェクトに関わるエンジニアの裁量も大事にしています。何よりチーム全体が「本当にいいものを作る」ドリブンで動いていることが一番大きいのだと思います。

なんと素晴らしい方針!!
受託となると、中々研究に時間・予算を割くことが難しいですがNextremerさんでは技術研究を十分にやらせてもらえるそう。

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