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たった社員3名で1億調達!いまノリに乗るhachidoriが考えるチャットbot × マーケの可能性

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おはようございます、デジマラボ編集長の飯野です。

チャットbotの勢いが衰えませんね。毎日のようにいろいろな話題が流れてきます。

そんな中、いち早く日本発のチャットbot開発プラットフォームとして注目されていたhachidori。プログラミング無しで非エンジニアにも簡単にチャットbotを作れるサービスとして幅広い業種で使われています。

そんなhachirdoriですが、ここのところなんだかニュースリリースを連発しているんです。

これは何かありそうだな……と思い、オフィスを移転されたばかりのhachidoriの社長、伴さんに直接いろいろ伺ってきました。

なんとhachidoriが次に狙うは、チャットの会話データを活かしたマーケティングらしいです。

企業がチャットbotに求めること

前回インタビューさせていただいたときは、α版のときだったと思います。まずはアップデートから伺ってもいいですか。

―伴
いろいろ細かい改善はしていたんですが、一番大きいのはLINEとの連携の強化です。

もちろんFacebook Messengerもフル機能サポートしているんですけどね。どちらかというとLINEに力を入れています。

hachidoriはLINEのBOT AWARDのパートナーにもなっており、LINEのユーザーの使い方や、LINE上でのbotのUXなど研究されているそう。

hachidoriを使用してbotを作成するユーザー数も、順調にどんどん伸びてきているんだとか。そこで気になるのはビジネス上での使われ方ですが……

―伴
いろいろな業界ですでに使っていただいています。問い合わせフォームの自動化だったり、PR目的で使われることが主です。

ただやっぱりイチからチャットの設計をしようと思うと難しいんですよね。

コーパスの設計や、ちゃんとユーザーに答えてもらうためのリッチUIの工夫も必要ですし、用意していない会話データが投げられたときの対応もユーザーのエンゲージメントを下げることなく適切におこなわれる必要があります。

そうなんですよねー。ちゃんと設計しようとすると難しいんですよね。職人芸が必要になります。正直多くの担当者は、設計のところで詰まってしまいそう……。

―伴
現場でそういった問題があるのは、プロダクトを作ってからよくわかりました。

なので、toB向けにhachidori plusというhachidoriを使った上位向けのサービスも作って、コンサル部分から導入に入ったり……というサービスも始めています。

なるほど。設計の部分も持ちますよ、という感じなんですね。慣れてない人でも十分に安心して使えるような体制になっているとのこと。

チャットbotで効果が上がりそうなことはわかるんだけど……という担当者の方には朗報かもしれません。

ちなみにhachidoriとhachidori plusの機能差異は以下のような感じ(2017年2月時点での情報)。

これだけいろいろついて、コンサルもついて……と、至れり尽くせりです。価格も月額20万あたりがボリュームゾーンと比較的リーズナブル。

面白いのはhachidori OPERATOR。botとオペレーター(人間)の切り替えが簡単にできるようになっているんです。

正直、まだまだbotだけに全て対応させるのは難しいところ。いざとなれば、いつでもリアルなオペレーターと繋げることができる。ということがわかるだけでもユーザーとしては安心ですよね。

hachidoriは言ってしまえばbot developingのアウトソース

―hachidoriも人数が少ないなかで、コンサルまでやるのは大変じゃないですか?

―伴
そこはうまくコストダウンができる仕組みになっています。

hachidoriでは、各ユーザーが作ったチャットのテンプレートのようなものをいつでも取り出せるようになっているんです。

それをうまく活用することにより、工数削減ができる感じですね。

なので、ユーザーに使っていただければ使っていただくほど、ベストプラクティスが増えていき、導入コストも下がるといった仕組みになっています。

そうやって集まっているテンプレートは現在400以上。それぞれの業界や、チャットbotで実現したいことをすぐに取り出せる状況にしておいて、導入企業のニーズと合わせて提案するんだとか。

今までのベストプラクティスをすぐに使える状況にしておけば、簡単にその企業にあったbotをクオリティ担保した状態でスピーディーに出すことができます。

―伴
hachidoriは言ってしまえば、bot developingのアウトソースなんですよね。

みなさんに使ってもらえば使ってもらえるだけ、いい事例が増えてきてどんどんbotも洗練されてくる。

なので、敷居を下げる意味でも、一般ユーザーには無料プランも設ける予定なんです。

現在主なマネタイズポイントはhachidori plusであるため、そこまでtoCの方で大きな収益を上げる必要はないという判断なんだそう。

確かに、いいbotのテンプレートがユーザーを増やすことでどんどん生まれて、それでtoB向けの業務効率が上がったらそっちの方がいいですよね。

―伴
toB向けといえば実はですね、プラットフォームを持っているからこその強みを生かした、bot × マーケティングのビジネスを考えているんです。

マス向けのメッセージはブロックされる

―おもしろそうですね。具体的にはどんな感じなのでしょうか?

―伴
hachidoriを使って作っていただいたbotの会話やログは、hachidori側で管理できるようになっています。

なので、どの人がどのbotに対して何を喋ったか、というデータがとれるんですね。

もちろんhachidoriを使って作られたbotの情報しかとれないですけど。

なるほど。例えば、この人は、飛行機の予約をしてるけど、同じ時期に不動産botと接触をしてるな……もしかしたら新婚なのかもしれないなんて予測が立てられるということですね・・・!

その情報をどう使うかはいろいろと考えられますが、例えばより詳細な人物像がわかることで、マスに向けた広告じゃなく個々人に向けた広告をうてるようになったり。可能性は無限大に感じます。

―伴
また先日発表させていただきましたが、ソーシャルPLUSとも連携させていただいたので、他のサイトの情報もまとめた上でより個々人に向けたメッセージを打てるようになります。

botの情報を使うことでもっともっとOne to Oneのコミュニケーションがうまくとれるようになるんです。

いままではどうしてもユーザーとOne to Oneのコミュニケーションを取るには情報が足りず、マス向けのメッセージを一斉送信するしかなかったんだとか。

ただ、それを続けてしまうとユーザーにはブロックされてしまう。

LINE@やLINE Business Connectなどは、基本的にはユーザー数に対しての課金になるため、ブロックされたとしてもそのユーザー分の料金になってしまうそう。

すんごく勿体無いですよね。

その人が欲しいだろう情報をOne to Oneで送れれば、ブロックされることなく企業がちゃんと投資しただけの金額が有効に使えることになりそうです。

ただ結構会話のログだとか文章だとかを解析するのは難しそうな気もしますが……

―伴
よく勘違いされるんですが(笑)、僕らは後ろでは結構テクニカルなことをやっています。

言語解析を裏でガンガンまわしていて、ログの解析の方もいままさに進めているところです。

もちろんプライバシーの侵害になるようなレベルではしていませんが。

確かにhachidoriを使ってみると、言語の揺れの許容レベルだったり、知らない言葉がきたときの修正の部分とか。失礼ですが、「意外に賢いじゃん、こいつ」みたいに思うときが結構あるんですよね。

まだ実運用……というレベルではないそうですが、botを使ったマーケティングには非常に大きな可能性を感じました。

hachidoriはbot作成プラットフォームから運用プラットフォームへ

―伴
僕らはbot作成プラットフォームによりは、運用プラットフォームになりたいと思っています。

そのためにもっとOne to Oneコミュニケーションができる仕組みとかもうまく使っていきたいですね。

botのアウトソーシングという話もあったことからもわかるように、hachidori自体はもっともっとユーザーがビジネスにコミットできるような環境を作っていく方向にシフトしていく様子。

調達やオフィス移転も終え、『全ての人に、価値ある仕事を。』をミッションに定め、次のステージに動き出したhachidoriにこれからも注目していきます。

bot × マーケティング。これから盛り上がる気しかしないですしね。

伴さん、ありがとうございました。


hachidoriではいま、社員を絶賛募集中です

hachidoriではこれからのhachidoriを一緒に作ってくれる社員を大募集中なんだそうです。

気になった方、いま勢いのあるhachidoriに応募してみては?

飯野 希 by
BITAデジマラボ編集長。前職はメーカーのユーザビリティエンジニアとして活動。ビットエーではデータサイエンティストとしても活躍しつつ、デジマラボを軸をした事業開発をおこなう。
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