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AIがチャット内容を解析 → 自動でタスク化。未来のタスク管理ツールfirefliesがなかなかいい

おはようございます、飯野です。

突然ですが、みなさん。ToDoタスク管理ツールは使っていますか?使っていて困ったことってありませんか?

ビジネスパーソンには必須とも言えるタスク管理ツールですが、タスクが多い人の悩みとして

  • タスクを登録するのに時間がかかる
  • そもそもタスク入れるの忘れる
  • タスク管理ツールに頼ってるからこそ、入れ忘れるとタスクを思い出せない

なんてことをよく聞きます。特にタスクの入れ忘れについては、それが原因で大きな信用を失った……なんて話も。

そんなタスク管理に関する問題ですが、人工知能のテクノロジーで解決できるかもしれません。

今回はそんな可能性を感じさせてくれるAIタスク管理ツール『fireflies』を紹介します。

人工知能がタスクを自動で生成”fireflies”

firefliesは少し前にリリースされたサンフランシスコ発のタスク管理ツールです。

開発当初は、GmailからKikまで様々なプラットフォーム上で動くサービスでしたが、現在はSlackとFB Messengerで動くサービスという位置付け。基本的にはSlackでの利用を想定しているようです。

オフィシャルの動画があったので紹介しておきます。こちらの動画を見れば、firefliesがどんなものなのかなんとなくわかると思います。

Slackでの機能としては以下のようなもの。

  • メッセージの前に“ff:”とつけることによって、メッセージをタスク化
  • 他の人からのメッセージでタスク化したいものは「+」の絵文字でリアクション
  • “@fireflies”とタイプすれば、どのチャンネルでどんなタスクが振られているのか一覧化

ここまでであれば、Slackにちょっと便利なタスク管理機能がついたぐらいですが、面白いのは人工知能を使っている部分。

  • firefliesがチャット内容をバックグラウンドで解析
  • 解析の結果タスクに追加した方がよさそうなものがあれば、「これタスクに追加した方がいいですよ」とユーザーにサジェスト
  • ユーザーのタスク履歴を学習し、どんどんレコメンドの精度が向上

つまりただ単にいつも通りチャットをしているだけで、firefliesの方がタスクにするべきものを判別してくれるんです。すごく便利じゃないですか?

現状、firefliesからのレコメンドをタスクに追加する場合はユーザーの方からアクションしなければいけない仕様なんですが、β版のときの機能をみた限り今後は

  • 誰に対しての
  • いつまでの
  • どんなタスクか

というところまでチャットの内容から解析して、自動でタスク化していく構想なようです。

純粋なタスク管理ツールとしてもなかなか使える

使い方としては単純で、オフィシャルサイトから[Add to slack]を選択し、必要なチャンネルへの権限を与えるだけ。Chromeの拡張機能もあります。

さて、実際に使ってみるとこんな感じです。


メッセージの前に”ff:”でタスク化


他の人からのメッセージでタスク化したいものに「+」の絵文字でリアクション


“@fireflies”でいま持っているタスクをまとめて確認(チャンネルごとに出すことも可能)

ここまでは人工知能の機能ではないですが、タスク管理が難点なSlackにおいては、純粋なタスク管理のツールとしてもなかなか使えそうです。

気になる人工知能のほうですが、画像的には地味なんですが以下のような感じ。現在は英語のみに対応しているよう。


タスク化しそうなメッセージはfirefliesの方で「+」の絵文字リアクションをつけて「これはタスク化した方がよさそう」とレコメンド。レコメンド通りタスク化したい場合は、自分も重ねて「+」の絵文字リアクションが必要。

いろいろなテキストで試しましたが人工知能のテキスト解釈レベルは正直まだまだですし、すぐ実用化できるレベルかと問われると怪しいですが、楽にタスク管理ができるようになる未来感は十分に感じました。

制限はありますが、無料でも十分に試せるので気になる方はぜひ試してみては。

firefliesはパーソナルアシスタントに?

firefliesがいろいろなテキストコミュニケーションに応用できるようになれば、おおよそのタスク管理は自動でできるようになりそうです。

会議の中で口頭で言われるようなタスクもありますが、ほとんどのタスクはメールやチャットのテキスト起因が多いからです。

また「タスク管理」にフォーカスされてはいますが、実質同様の手法を使ってスケジュールの管理などにも展開できるはず。実現すればまさにパーソナルアシスタント的な存在に。

タスクの登録やスケジュールの管理など。機械に任せられることはドンドン任せていけるようになると、もっともっと人間は頭を使う方に時間が割けるようになりそうです。

そういう世界になった場合に、より活躍できる人ってどんな人なんでしょう? 自分がやるべきことと機械がやるべきこととをうまく分けれる人でしょうか。

ちょっと考えちゃいました。ではではー。

飯野 希 by
元Canonのユーザビリティエンジニア兼ハードウェア内コンテンツ企画設計・導線設計担当。株式会社ビットエーではデータサイエンティストとしても活躍しつつ、コンテンツクリエイター兼 メディア編集長として活動している。
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