文章入力スピードをn倍速くする「Markdown記法」について語ろう

ども、ゆうせいです。突然ですが、Markdown(マークダウン)記法をご存知ですか? この記法(文章の書き方)を使うことで、HTMLがすごく簡単に書けるようになります。

つまり、Webでの文章、ブログ記事などを書くスピードが格段に上がるということです。

そこで今回は、Markdown記法についてと、おすすめのエディタをご紹介したいと思います。

Markdown記法って?

Markdown-mark.svg

そもそもMarkdown記法とは、

「書きやすくて読みやすいプレーンテキストとして記述した文書を、妥当なXHTML(もしくはHTML)文書へと変換できるフォーマット」として、ジョン・グル―バーにより作成された。
引用元:Wikipedia

というもの。

ようするに、HTML文章を書く際に使うタグを打たずに済む書き方です。実際に見てもらうと分かりやすいと思いますので、サンプルをご覧ください。

markdown_sample

こんな感じです。

HTMLのタグを打たずに済むので、超絶スピードで書くことが可能になります。しかも簡単に覚えられるので、もはや使わない理由が見つからないほどです。

よく使うMarkdown記法を紹介

では、早速ですが「Markdown」の書き方を一部ご紹介します。

見出しの書き方

見出しを書くときには、「#」を使います。

# 見出し1のサンプル
## 見出し2のサンプル
### 見出し3のサンプル

とすると、

<h1>見出し1のサンプル</h1>
<h2>見出し2のサンプル</h2>
<h3>見出し3のサンプル</h3>

というHTMLになります。

リスト表示(箇条書き)の書き方

リスト表示(箇条書き)を書くときには、

* 箇条書き1
* 箇条書き2
* 箇条書き3

1. 番号付きリスト1
2. 番号付きリスト2
3. 番号付きリスト3

とすると、

<ul>
<li>箇条書き1</li>
<li>箇条書き2</li>
<li>箇条書き3</li>
</ul>

<ol>
<li>番号付きリスト1</li>
<li>番号付きリスト2</li>
<li>番号付きリスト3</li>
</ol>

というHTMLになります。

太字と斜体の書き方

太字(強調)と斜体(イタリック)にしたいときは、

**これで太字になります**
*これで斜体になります*

とすると、

<strong>これで太字になります</strong>
<em>これで斜体になります</em>

というHTMLになります。

引用の書き方

> 引用したいときはこうします。

<blockquote>引用したいときはこうします</blockquote>

リンク文の書き方

[ビットエーブログへのリンク](http://bita.jp/blog/)

<a href="http://bita.jp/blog/">ビットエーブログへのリンク</a>

といった感じです。

他にも、画像の挿入などさまざまな書き方があります。

そのあたりは、以下のPDFが非常に便利なので、覚えるまでは印刷して手元に置いておくと良いかと思います。

参考:MARKDOWN – PacketLife.net

おすすめのMarkdown対応エディタ

Markdown記法について知っていただいたところで、おすすめのエディタも少し紹介したいと思います。

どのエディタもMarkdownで書いて、HTMLで書き出す(保存)ことが可能です。

MacでMarkdownを書くなら

Kobito

markdown1
こちら、国産のMarkdownエディタとなります。リアルタイムプレビューにも対応していますので、書きながら表示を確認できます。

WindowsでMarkdownを書くなら

MarkDown#Editor

markdown2
こちらも国産のMarkdownエディタです。同じくリアルタイムプレビュー対応で、CSSファイルの指定もできます。サイトやブログと同様の見た目で編集できるのは、本当にありがたいですね。

インストール不要!Evernoteと連携するブラウザエディタ

Wri.pe

markdown4
インストール不要で使えるブラウザエディタでおすすめなのがこちら。しかもこれ、Evernoteと連携できるので、書いた文章をEvernoteと同期することが可能です。

このブラウザエディタの素晴らしいところは、

  • Wri.peでMarkdownを使って書く
  • リアルタイムプレビューだから安心
  • 書いた文章はEvernoteに保存できる(HTMLが反映された状態で)
  • Evernoteに保存されたノートのリンクから再編集可能

ということ。

Evernoteでは「Wri.pe notebook」という名前のノートブックが自動で作成され、そこに「Wri.pe」というタグ付きでノートが保存されます。また編集したいときは、ノート内のリンクから編集画面に飛ぶことが可能となっています。

これで、普段はEvernoteで文章を書いている(保存している)方も安心してMarkdown記法を使えますね。

さいごに

文章入力スピードをn倍速くする「Markdown記法」について語ろうと題して、Markdown記法とおすすめエディタをご紹介させていただきました。

HTMLタグを打たずとも、この記法を使うことでサクッと書くことが可能になります。あなたの文章入力スピードは、きっとn倍になり、今まで以上に仕事が捗ることでしょう(たぶん)。

ぜひぜひMarkdownで素敵なライティングライフをお過ごしくださいね。

それではまた。
ご存知、ゆうせいでした。

次回予告

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